[前提]

高度成長期において、合理性・効率性を求められた結果、専門化が進み社会は分化していった。20世紀末のITの台頭により社会変化のスピードは加速し、情報過多と言えるほどの洪水を引き起こし、社会の二極化と併せて、社会はバランスを欠き偏在化したものとなりつつある。またグローバル化した社会により、局所的な問題だけでなく、世界的な問題も発生しており、それらも踏まえた活動が求められている。

[理念]

このような状況の中、分裂化した視点を「つなぐ」包括的な視点が重要性を増している。そして、それらをただ単に繋ぐだけでなく、バランスの取れた調和のあるものとして整えることを目指す。
このような全的=包括的・長期的視点を持ったデザインを「環境デザイン」として唱える。

[姿勢]

これらの理念を達成するために、2つの姿勢で取り組む。
1:速やかな問題解決
  様々なリスク、問題に対して、速やかに対処し、できることはなんでもやる。
2:意義のある目標設定
  全的=包括的・長期的な視点を持って、意義のある目標を設定する。

[手法]

全的(ホリスティック)デザインをするために、3つのポイントと、それを繋ぎ合わせるためのツールを設定する。これらを突き詰めていくことでデザインのクオリティを上げる。

●カタチ:空間・物質
2次元、3次元の形をどのように成立させるか。代謝建築論(か・かた・かたち)のような普遍的なデザインを目指す。

●ライフ:時間・人・活動
デザインされたものを使う主体である「人」が、どのように使い続けるか。長期的な視点を持ってデザインする。

●センス:意味・関係性
デザインされたものは単体では成り立たない。それらの社会的な位置付け、取り巻く環境との関係性、使用する人にとっての価値について考える。

●ツール
デザインを実現化していくには、そのための技術、理論、指標、感性などのツールが重要である。技術など日々進化し蓄積できるものについては積極的に取り込み、感性や経験によるものについては日々研鑽することにより磨いていく。
デザインの精度を上げていくために、より多くのツールとデータを積み上げていく。

[フロー]

カタチをデザインするだけでなく、その前の企画の段階から、デザインした後のアフターフォローまで含めた長いスパンでの関わりを考えて計画し実行していく。

[キーワード]